[読書]ワークショップとはなにか?を問いかける本書の読書会。冨田明広・西田雅史・吉田新一郎『社会科ワークショップ』
先日、『社会科ワークショップ』の読書会に参加した。『社会科ワークショップ』は、ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップと同じワークショップスタイルでの社会科の授業を提案する本で、著者の一人・冨田明広さん…
先日、『社会科ワークショップ』の読書会に参加した。『社会科ワークショップ』は、ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップと同じワークショップスタイルでの社会科の授業を提案する本で、著者の一人・冨田明広さん…
授業はある程度事前の計画どおりに進まければならない。しかし、その都度の生徒の発言や動きを拾い上げて授業をつくれば、おのずと授業は即興的展開になる。この計画と即興のバランスをどうとるか。ある程度経験を積んだ教師なら誰もが直…
昨日、軽井沢風越学園の年内最後の「かざこしミーティング」があった。7・8年生のファシリテーターチームが中心になって運用する、子どもたちの集会だ。チームの中心を担う子たちは、どの子も素晴らしい。午前中には、幼稚園から8年生…
11月から12月にかけて『時をさまようタック』ブッククラブを展開していた関係で、あらためてこの本を読み直した。一口に「読書会」や「ブッククラブ」と呼ばれる実践も、本当に多様だ。この本を読んで、いったいブッククラブを通じて…
以前、「子供たちの「書けなさ」とどう向き合うか?」というエントリを書いた。全国大学国語教育学会での永井ほのりさんの発表を受けたものだが、永井さんの発表資料の「書けなさを可能性としてとらえる」姿勢は、今あらためて読んでも、…
ある方から(正確にはその人の知人から)、小学校の「作家の時間」のミニレッスンを探すのにおすすめの本はありませんか?とのお問い合わせをうけた。世の中に文章術の本はたくさんあれど、その多くは中高生以上向けであり、小学生に&#…
11〜12月、56年の僕のチームでは、テーマプロジェクトとして「浅間山を究める」にとりくんだ。今回のテーマプロジェクト、僕はサブ担当だったのだけど、ちょうど登山に興味を持った時期ということもあり、個人的にはとても楽しいプ…
最近読んだちくまQブックスの2冊めは、片岡則夫『マイテーマの探し方』だ。片岡則夫さんは探究学習で有名な清教学園探究科の先生。「リブラリア」と呼ばれる学校図書館をベースに探究の授業を展開する学校を支えていて、僕も2014年…
この秋に刊行がはじまった新シリーズ「ちくまQブックス」、第2弾のラインナップから2冊を読んだ。どちらも知人が書いたものなのだが、どちらも面白かったので順番に紹介しておきたい。1冊目は前任校・筑駒(筑波大附属駒場中高)の公…
以前に書いた下記エントリに関連して、作文教育における「制約」について考えている。制約はすべて不自由でわずらわしいものかといえば、そうではない。逆に制約がなく「自由に書いていいよ」と言われると全く自由に書けずに困ってしまう…