小学生はどこまで書ける? 書くことの発達段階のモデル
書くことはとても複雑な作業であり、そうした複雑な作業を同時並行して処理していくには、大きな認知的負荷がかかる。下記エントリでそんな話を書いた。では、この書くという営みに、人はどうやって習熟していくのだろう。今日は書くこと…
書くことはとても複雑な作業であり、そうした複雑な作業を同時並行して処理していくには、大きな認知的負荷がかかる。下記エントリでそんな話を書いた。では、この書くという営みに、人はどうやって習熟していくのだろう。今日は書くこと…
書くことに苦手意識を持つ人は多い。そこから一足跳びに「すべて国語教育が悪い」と言ってしまってもいいのだけど、その前に、そもそも書くことはとても複雑でたいへんな営みなんだということを再認識しておこう。2年近く前に「書くこと…
これまで不定期でプロセス・アプローチについて6回の記事を書いてきた。7回目の今回は連載の最終回である完結編。ここまでこの連載の内容をまとめて、改めてプロセス・アプローチを他の作文教育法の中で捉え直してみよう。 ここまでの…
プロセス・アプローチについての解説連載。実質5回目の今回は、日本での実践の状況や、その課題について書いてみたい。今回は実践の話なので、基本的にはプロセス・アプローチ=ライティング・ワークショップ、と思って読んでいただけれ…
不定期連載になっているプロセス・アプローチの連載、5回目(実質4回目)の今回は、邦訳されているライティング・ワークショップ関連本だとなかなか表立っては出てこない、このアプローチへの批判を正面から取り上げたい。 どんな批判…
下記エントリで書いた「アイデアが降りてくる」ボーナス期間は一週間程度で終わり、再び「うー、書けない〜」とうだうだする時間がやってきた。長文を書く人にはきっとこういう時期がある人もいるんじゃないかと思うけど、書き手としての…
これまで特徴・成り立ちと書いてきた作文教育のプロセス・アプローチの連載。今回は「で、結局それで授業をやって効果はあるの?」という点を書いてみたい。 結論から言うと「効果を測るのは難しい」「でも、効果ありと認められている」…
プログラミング教育必修化が確定した日本の教育。そんな折、日本の大学の先生が、僕の住むエクセターの郊外にある公立小学校にプログラミング教育の授業視察にいらっしゃったので、僕も便乗して見学させてもらった。これが大変に印象的な…
作文教育におけるプロセス・アプローチ。特徴を書いた前回のエントリに引き続き、今回はプロセス・アプローチの成り立ちについて書いてみたい。僕は英語圏の作文教育の本を読むうちに「同じプロセス・アプローチと言っても人によって言う…
前回の下記エントリからスタートした「プロセス・アプローチって何なの?」シリーズ。今後、他のエントリを挟みつつ、不定期で書いていこうと思います。ややマニアックな話題ですが、ライティング・ワークショップを始めとする作文教育に…