「共有しない権利」と「下書きの読み合い」のジレンマ
中学2年生のライティング・ワークショップ。今学期はショートストーリーの創作をやっている。今日のトピックは、そこでいまモヤモヤしている「共有しない権利」と「下書きの読み合いの場」の関係について。以前は良い仕組みだと思ってい…
中学2年生のライティング・ワークショップ。今学期はショートストーリーの創作をやっている。今日のトピックは、そこでいまモヤモヤしている「共有しない権利」と「下書きの読み合いの場」の関係について。以前は良い仕組みだと思ってい…
子供たちの学校の授業参観に行った。妻には「職業病」と呆れられるのだけど、やっぱり他の人の授業を見るのは楽しい。たとえば娘のクラスの先生が「会社活動」をやったり、算数を『学び合い』でやったりしているのを見ると、それだけで色…
今週、中学の授業でライティング・ワークショップが始まった。今学期は2000字のショートストーリーを書くのが課題である。始まったばかりの授業の中で、改めて「表現を評価されること」って人を不安にさせるのだなあと感じた。今日は…
二学期は高校生の授業でパラグラフ・ライティング。レポートの採点にからんでの一コマから。「自由に書ける」とは、書く場面や目的に応じて、自分の判断で内容や書き方を選んで書けるということ、というお話。 自由に書かせて!という生…
ブログ「もぐらのさんぽ」を運営されている小学校教師のKAIさんが主宰する会「西多摩PACE」で作文教育についてお話をしてきました。普段は体験学習を軸にした学習会だそうで、参加者もほとんどが小学校の先生でした。 もぐらのさ…
前回のエントリに引き続き、作文のピア・フィードバックについて書いてみたい。今日は、「できるだけ育成コストを抑えつつ、よりましなピア・フィードバックのやり方はないだろうか?」という問いについて考えてみる。 ピア・フィードバ…
先週、高校生の授業で小論文の下書きをお互いに読み合った。僕の授業では生徒に必ず作文を推敲してもらうし、そのために生徒同士でのフィードバック(ピア・フィードバック)をする。なぜわざわざ生徒同士でフィードバックをするのだろう…
高校の現代文は、パラグラフ・ライティングで小論文を書く授業。来週には下書き提出というところだ。ここ一・二年が特にそうなのだけど、作文の授業では「こう書くのが正しい」という言い方よりも、「書くプロセスは個人により様々だから…
今日は外部から小学校の先生たち合計3名が見学に来校。行事前でどうしても一区切りつけざるを得ず、ドタバタに詰め込んでしまったダメダメな授業だったのだけど、そんな中でも考えさせられることがあった。 大福帳のコメントから いま…
なんとなく、下記の2つのエントリに引き続く形の短期連載。ラストの今回は、Kellog(2008)の論文で提案されている「子どもが文章を書くのをサポートする方法」についてまとめてみたい。結論は当たり前というか非常にシンプル…