CATEGORY 読書

[読書]基本的情報から実践者たちの「いま」まで、リーディング・ワークショップの魅力を伝える決定版。プロジェクト・ワークショップ『改訂版 読書家の時間』

『読書家の時間』に待望の改訂版が出た。日本語で読書家の時間(リーディング・ワークショップ)について知りたいと思った方が、まず読むべき一冊である。僕にとって、著者の冨田さん、広木さん、都丸さんは、長年の勉強仲間だし、小坂さ…

[読書]「つい学んじゃう」授業づくりにも活かせる視点? 玉樹真一郎『「ついやってしまう」体験のつくりかた』

玉樹真一郎『「ついやってしまう」体験のつくりかた』は、元任天堂企画開発者の著者による、ユーザーの心を動かす体験をどう作るかという設計書である。ツイッターで見かけた本なのだけど「ついやってしまう」というタイトルに惹かれて手…

[読書]筆者自身にとっても書かねばならなかった、一般向け評論文案内。小池陽慈『世界のいまを知り未来をつくる評論文読書案内』

小池陽慈さんの『世界のいまを知り未来をつくる評論文読書案内』を読んだ。「世界のいまを知り未来をつくる」にこめられた願いの通り、国民国家体制を基盤としつつもそれが揺らいでいる現代世界の問題を理解するための評論文案内の本であ…

[読書]多元性を保証する場としての「ワークショップ」の価値。『国語の未来は「本づくり」』の2人読書会から。

作家の時間(ライティング・ワークショップ)と読書家の時間(リーディング・ワークショップ)の実践仲間である冨田明広さん(トミー)を誘って、1時間半ほどの『国語の未来は「本づくり」』のミニ読書会をした。冨田さんは、『読書家の…