[ITM初版]ライティング・ワークショップで教師がするべきこと
In the Middle初版の読書日記。125-125ページに、アトウェルが年度の最初に生徒(中学二年生)に配布する「ライティング・ワークショップであなたに期待すること」というプリントがあって、そこに「生徒の役割」と並…
In the Middle初版の読書日記。125-125ページに、アトウェルが年度の最初に生徒(中学二年生)に配布する「ライティング・ワークショップであなたに期待すること」というプリントがあって、そこに「生徒の役割」と並…
ナンシー・アトウェルが創設した学校Center for Teaching and Learningでの研修が、だんだん近づいてきた。4月11から14日の4日間だ。事前の推薦図書として紹介されたアトウェルの「Systems…
作文教育にとって悩みの種はいつも「成績評価」(ここでは形成的評価ではなくいわゆる「評定」に話題を絞る)である。作品の質を重視するプロダクト・アプローチでも、どうその「質」を定義して測定可能なものにするかが問題になるが、プ…
アトウェルはIn the MIddleの第一版(1987)から第二版(1998)で70%を、そして第二版から第三版(2014)まででも80%を変えているのだが(改めて書くとこれ凄いことだよね…)、当然すべての…
アトウェルが初版の中であげている「書き手が必要としている3つの必需品」はとてもシンプルだ。Time (時間)、Ownership(裁量権)、そしてResponse (読者の反応)である (p54)。 In the Mid…
前回の更新では1987年初版当時と2014年の第三版当時の授業時間割を比較したが、どちらの版でも30分確保されているのが「書く時間」だ。実際に生徒が文章を書き、アトウェルがその間を回ってカンファランスする時間である。 I…
ライティング・ワークショップで1コマあたりどんな時間配分にしているのかは、やっぱり気になる。書く時間をどれくらいとるのか、ミニレッスンの時間は…。そういう点に、授業者が大切にしているものが垣間見えるからだ。初…
In the Middleの第二版や第三版の中で、アトウェルは、生徒同士がお互いの作文について助言し合うピア・カンファランスについてはあまり多くを書いていない。生徒たちが自分で好きな時に自由に専用エリアに行ってカンファラ…
第一版の序盤で、In the middleという印象的で多義的なニュアンスのタイトルはおそらくここから採ったのかなという箇所に出会った。 In the Middle: Writing, Reading & Lea…
I Confess. In the middle初版は、この書き出しで始まる。それから彼女は、自分がいかにカリキュラムを作りこむのが好きな教師で、それに自負を覚えていたかという告白を始める。第二版にも引き継が…