[告知]8/29(土)午後1時〜5時、ウェビナー「国語教育研究が視野の外においてきたヒト・コト・モノ」開催されます

告知です。新型コロナウイルスで中止になった5月の全国大学国語教育学会・島根大会の一部プログラムを補うものとして、研究部門が企画する「課題研究」が、8/29(土)午後1時〜5時、オンラインで公開されます。学会としては初のウェビナー(ウェブセミナー)の試み。本来なら島根大会の参加費を払って参加する課題研究が、今回は会員・非会員を問わず、全国どこからでも無料で視聴できます。「全国大学国語教育学会ってなんだ?」という方も、この機会にぜひご参加ください。

実は僕も2019-2021年まで研究部門委員の一員でして、それで宣伝させてもらってます

テーマは「国語教育研究×特別支援教育研究」

今回のウェビナーのテーマは「国語教育研究が視野の外においてきたヒト・コト・モノ」(クリックするとポスターが出ます)。発達性読み書き障害など、ともすると従来の国語教育が特別支援教育に「丸投げ」しがちだった問題を、国語教育の問題として捉えることを目的にしています。3人の登壇者の方の基調講演や議論を聞く「聴講」スタイルのセミナーです。ふるってご参加ください。

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秋のオンライン大会も自由研究発表受付中

また、秋の学会も全面的にオンラインに移行することとなり、現在、自由研究発表を受付中です。発表できるのは学会員のみですが、参加はどなたでもできます(有料)ので、発表・参加ともにぜひお申込みください。こちらの大会は、どなたでも発表できる自由研究発表、研究部門が研究テーマを定めて主催する「課題研究」、現場の先生方向けに開かれる「公開講座」など、通常の学会のメニューが全てオンラインで開かれます。実は僕も「詩の書き方は教えられるか」という公開講座を鋭意準備中です。

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研究と実践をつなぐ場へ、ぜひ!

全国「大学」国語教育学会という名称もあって、現場教員の僕たちからは遠い印象もするこの学会。僕もそう熱心な参加者ではないのですが、最近はだいぶ実践研究よりの発表も増えてきたと感じています。日本国語教育学会が実践ベースの学会ならこちらは研究ベースの学会という棲み分けもありつつ、実践と研究を往還する場として利用していけたら良いのかな。

かつては、現場教員は附属校教員に限られた時代もあったそうで、入会に推薦者も必要だったのですが、今は国語教育に関心のある方なら誰にも開かれている学会です。こちらのページから、ぜひ学会の入会もご検討ください。現場教員の自分が研究部門にいる一つの意義は、現場の皆さんへのこういう紹介にもあるのかなーと勝手に思っているので、今回は宣伝モードでした、ぜひ!

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