原稿を書いて、発表の準備をして。

夏休みにこんなに書きもの仕事を抱えるとは思ってなかった…。下のエントリで

二学期から一年間、教育研究の勉強してきます。

2015.07.09

と宣言してしまったせいか、その後、納期が8月末までのお仕事を複数いただいております(^_^;)  ああ、留学することを出発3日前くらいに書けばよかったかな…と若干の後悔が胸をよぎる…。いえいえ、もちろんありがたくすべて喜んで引き受けさせていただいてます。依頼してもらえるうちが華ですからね。

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ということで、どうにもこうにも仕事が回らないので、今日は休暇をとって一日こもって原稿を書き、とりあえず二つ仕上げた! 仕上げたといっても、まだ納期までは間があるので、依頼した方に読んでいただいて、助言をもらうための下書きという感じだ。授業で、

 

今週は下書きの読み合い

2015.02.10

ということをやってて、これがわりと効果的に働くので、自分の原稿書きでも試してみている。長い原稿の場合は書く前にアウトラインを、そうでない原稿でもラフに書いた下書きを送って、相手の反応を見てから、また書き直す。この方がいい原稿が書けると思うけど、どうかな。編集者の方の負担は増やしてしまうだろうか。でも、締め切りギリギリにピント外れの原稿を書くよりいいよな。恐る恐る、手応えをさぐってみる実験段階。うまくいくようなら、続けてみたいと思う。

8月上旬には、勤務校の司書さんと二人で、学校図書館の研究会で発表をする。その発表の相談で、昨日は3時間くらい話し合った。発表の内容そのものより、それをきっかけにしてうちの図書館のこれまでを振り返って意味づけたり、お互いの役割や性格の違いを確認したり、教育観について話しあったり、これからの方向性を確認したり。発表よりも、そこに至る過程でのこういう時間は本当に大事だ。うちの図書館は特に何か目新しいことをやったり、探究型学習を進めたりする図書館ではないから、図書館を短期間でたてなおしたこの3年間のまとめが終われば、特に発表する機会もなくなるはず。そうなった時に、こういう時間をどうやって持つ努力をするか。僕たちにとって、これからはそこが大事ではないかと思う。

僕の今年の学校の仕事は、この発表で締めくくり。「いい発表にしましょう、この3年間のまとめだから」と言うと、司書さんからは「私は、また次のはじまりじゃないかと思っています」と笑ってのお返事。終わった時にいい発表の機会だったと二人で言えるようにして、次につなげていきたい。原稿と同じく、こっちも頑張ろう。

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