「ふかいことをおもしろく…」書いた本

昨日は学校行事の音楽祭(合唱コンクール)。たまたまご挨拶した授業担当クラスの保護者の方と立ち話になる。読書家の方のようで、井上ひさしの

むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに…


を引用しつつ、「難しいことを易しく書いた本や易しいことを深く書いた本は出会った経験があるんですけど、深いことを面白く書いた本にはまだあまり出会えてないんです。何かお薦めありますか?」という質問を受けた。

おおー、なんかハードル高い質問! でも、こんな方がいらっしゃるんだなあ。その後、他の仕事ですぐにその場を離れねばならずお返事できていなかった。まあ「ふかい」も「おもしろい」も定義なしなので正解もないんだろうけど、ちょっとした楽しい宿題気分。

ちょっと考えて思いついたのは枡野浩一の「かんたん短歌の作り方」かしら。あれは僕にとって、易しくて、深くて、面白い本だった。

かんたん短歌の作り方 (ちくま文庫)
枡野 浩一
筑摩書房
2014-07-11


 他にどんな本があるかな。お薦めがありましたら、ぜひ教えて下さい。
 

この記事のシェアはこちらからどうぞ!

2 件のコメント

  • 酔っぱらいのコメントですみません。
    最近読んだエリアス・カネッティの『蠅の苦しみ』が深くて面白かったです。
    「彼が自分に要求するのはすべて平凡なことだったが、彼は外国語で要求したのだ。」
    「彼の真剣さたるや、ミミズとさえ争いかねないほどだ。」
    「彼が自分を非難するのは、偽装のためだ。」
    こんな短いけれど、胸に届く言葉がたくさんある本です。
    完全版はまだ読めていないのですが、他に深くておもしろいと言えば、岩波少年文庫の『ドン・キホーテ』が面白かったです。
    僕が読んで笑ってしまった本でぱっと思いつくのは『蠅の苦しみ』と『ドン・キホーテ』です。

  • てるさん、コメントありがとうございます!
    ドン・キホーテ! たしかにそうかもしれません。また読みなおしてみようかな。『蝿の苦しみ』という本は知りませんでした。