作文教育のプロセス・アプローチって何なの? (6)実践編
プロセス・アプローチについての解説連載。実質5回目の今回は、日本での実践の状況や、その課題について書いてみたい。今回は実践の話なので、基本的にはプロセス・アプローチ=ライティング・ワークショップ、と思って読んでいただけれ…
プロセス・アプローチについての解説連載。実質5回目の今回は、日本での実践の状況や、その課題について書いてみたい。今回は実践の話なので、基本的にはプロセス・アプローチ=ライティング・ワークショップ、と思って読んでいただけれ…
北海道の上士幌町にある中学校で国語の教師をされている石川晋さんのエッセイ集。肩の力を抜いた闘いの記録である。 自然体の授業をする公立中学校の先生 個人的なことを書くと、僕は2012年の冬に、北海道まで石川さんの授業を見学…
今週のエクセター大学は夏のgraduation weekらしく、連日、学部ごとの卒業式が開催されている。図書館のあるフォーラムという建物でも立食形式でお菓子やシャンパンが振る舞われていて賑やかだ。留学生は民族衣装を着てい…
不定期連載になっているプロセス・アプローチの連載、5回目(実質4回目)の今回は、邦訳されているライティング・ワークショップ関連本だとなかなか表立っては出てこない、このアプローチへの批判を正面から取り上げたい。 どんな批判…
イギリスで誕生日を迎えました。40歳一歩手前の年齢です。 そういえば去年の誕生日の翌日のブログエントリで「留学するよ」ということを書いたんでした。授業担当クラス以外の生徒に明かしたのは、それが初めてかな?しばらく(おそら…
下記エントリで書いた「アイデアが降りてくる」ボーナス期間は一週間程度で終わり、再び「うー、書けない〜」とうだうだする時間がやってきた。長文を書く人にはきっとこういう時期がある人もいるんじゃないかと思うけど、書き手としての…
ちょっと前の話になるけど、家族でオックスフォードに行った。その時に有名なボドリアン図書館の見学ツアーにも参加したので、遅ればせながら報告を書いておこう。結論として、行くならオックスフォードに行くなら図書館の見学ツアーに参…
下記エントリで言及したコース課題、成績評価が返ってきました。今度もDistinction(優)でした、やったね! それでお祝いランチに街に出たら、第一次大戦の記念イベントをやっていたよ、というお話まで。 すべてDisti…
大学では今月初めにすべての科目の課題も提出し終えて、今は修士論文相当のDissertation(僕のコースは博士課程一年目を兼ねているので、書くのは博士論文のプロポーザル)を書いている真っ最中。ただ、先行研究の文献を読む…
これまで特徴・成り立ちと書いてきた作文教育のプロセス・アプローチの連載。今回は「で、結局それで授業をやって効果はあるの?」という点を書いてみたい。 結論から言うと「効果を測るのは難しい」「でも、効果ありと認められている」…