“Writing is thinking and rethinking on paper”

中1の作文の授業2日め。今日のミニレッスンは「書くことのサイクル」について。まず僕の好きなアトウェルの言葉「Writing is thinking and rethinking on paper」について語った。書くことが考えること、とりわけ「考えなおす」「考えつづける」ことであるということ。だからこそ書くことは大変で、だからこそ価値がある。僕が一番伝えたいのはこのことだ。

それから、書くことのサイクルの話。書くことは一直線には進まない、行ったりきたりのプロセスであるこということ。だから常にそれを振り返り、改善していくことが大切。そのあとで、作文教育研究で明らかになってきた熟達者と初心者の違いの話をし、でも熟達には個人差があるので、他人との比較をしても意味がないという話もした。

 今学期の図書館での作文の授業では、今回はじめて、ミニレッスンの時に生徒がフロアに座る形にしている。中1だからできるのかなという気もするけれど、距離が近くなっていい感じ。ぎゅっと集中力のスイッチが入る瞬間がわかる。このあとは基本的に個人作業の時間になるので、こうやって考えを共有する時間は、できるだけ凝縮したい。

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今日も4人の方が見学に来て下さった。終わった後、みんなで昼食を食べながら授業の感想や改善点を聞く。勉強になるけど疲れる。疲れるけど勉強になる。こんなこといつも出来るわけではないから、今学期くらいは、色々な人に見てもらって頑張っていこうと思う。

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