「黒板に本文を投影したい!」あれこれの顛末

こちらの記事でちょっと書いた「黒板に本文を投影したい」件。

欲しいです、連結プロジェクター

2014.10.10
その後、黒板本文投影術について色々と有益な情報を発信して下さった方がいたので、いったんまとめてみる。

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まずは、上のエントリでも最後に紹介したもりもとかずひささんのブログ。

 ▷ 国語の授業で本文映写して解説してみた at 塾

 「そもそもなんで本文を映写するの?」という疑問にも答えてくれる記事で、大変参考になる。特に「子供の手元にあるテキストとフォント、改行位置、傍線部が寸分たがわぬ状態の文章が黒板にある」ことのメリットは大きそう。うかつにも僕は手元の文章と投影された本文のレイアウトが異なっているので、これは次回以降、ぜひ本文のレイアウトを工夫して統一しよう。ちなみにもりもとさんのレイアウトは4分割だそう。


高校の国語の先生の@ridemyheartさんは、古文と現代文の双方で本文投影されている模様。お尋ねしたところ、レイアウト/文字のフォント/大きさまで丁寧に教えて下さった。



古文と現代文で異なる用途にあわせてフォントを変えてるのがすごい。経験豊富という感じです。

僕は現代文の授業で「創英角ゴシック/30ポイント」で投影してるので、@ridemyheartさんとフォントは同じ。しかし30ポイントだと視認性は高いのだけど、提示できる範囲があまりに狭いのが難点。26ポイントにすればだいぶ表示範囲が広くなるけど、僕の教室環境の場合、教室の電気を暗くしないと後列の生徒から見えなくなってしまう。そして暗くすると眠る生徒が…ああ…(^_^;)

名称未設定
(写真は26ポイント)

ところでこの黒板本文投影術、今回またやってみたら、教室の端の位置の生徒から「黒板への直接投影は、太陽光で反射して見えにくい」との意見があった。うーん、黒板直接投影よりも、教室に大型モニターがあればそれを使うのがベストなのかも。iPadのノートアプリを使えば、本文の横に直接書き込めるわけだし。というわけで誰か、教室に大型モニターを入れてくれませんか…。

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