SONYデジタルペーパーDPT-S1の第一印象

最初の印象は「でかい、軽い、高い」。

SONYのデジタルペーパーDPT-S1をお借りすることができた。前から、早稲田大学の向後千春先生のブログなどを通じて興味を持ってたんだけど、同僚がSONYに連絡をとってくれて、あれよあれよと実物を触れるラッキーな展開に。

最初にさわった感想は「でかっ、かるっ!」。13.3型のディスプレイはA4サイズの紙そのままの大きさ。重さは364gで、iPad miniより若干重いんだけど、大きくて薄いだけに数字以上に軽く感じる。

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さっそく生徒のレポート、書籍、論文、漫画など、自分が持ってるPDFファイルを色々と入れてみた。予想はしてたけど、レポート課題のコメント書きには大変便利。まさにそのためにあるようなデバイスで、いまiPadでやってる生徒のレポート採点を、これに置き換えてもいいなと思える。嬉しいのは、A4用紙そのままの大きさなのでピンチイン(拡大)する手間がないことと、手を置いて書けること。単機能なのでついTwitterすることもないし、e-inkなので電池持ちが良いのもいい。

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僕はこれまでもe-ink端末としてはkindleやReaderを使ってたし、iPadも持ってるから、操作に戸惑うことはあまりない。細かい使い勝手にまだまだ改善の余地があるけど、この月末のファームウェアアップデートでけっこう良くなるみたい。 

「ここはiPadのほうがいいな」と思う点もあるけど、全体としては好印象。ただ問題は…. 値段が高いこと。3万円までならためらわずに買う。5万円だと悩む。でもこれで10万円は、KindleやiPadの値段と比べるとさすがにねえ…という感じ。

まあ、しばらくお借りすることができるので、新しい発見があれば、使っての感想などもあらためて書いてみたい。

(追記)
今週の金曜土曜と、このデジタルペーパーを体験できるイベントがあります。興味のある方はお申し込みを。あすこまは、土曜日の午前10時の回に参加予定です。

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