アトウェルの新刊、The Reading Zone (2nd) が届く

予約注文していたThe Reading Zone (second edition)がようやく届いた。今はリーディング・ワークショップについて勉強したい時期なのでちょうど良いタイミング。

リーディング・ワークショップに絞って書いた薄い本

The Reading Zoneはアトウェルがリーディング・ワークショップに絞って書いた薄い本だ。In the Middleの補完的な位置付けなのだと思う。

初版はアトウェル個人で2007年に出て、この第二版は2016年に娘のアン先生と出したもの。僕が4月にアトウェルに会った時には、「いまアンとreading zoneの新しいエディションを書いている」と言ってたっけ。

初版に比べて2000円くらい値上がってるなあ…と予約した段階で思っていたのだけど、第二版はオールカラーだった。また、本の中にあるパスワードを入力することで、教材のワークシートをダウンロードできたり、授業の様子をビデオで見られたりする(授業者はアン先生)。実際の授業の様子を見てみたい、という人にとっては嬉しい話。150ページのとても薄い本なので、リーディング・ワークショップに興味があって洋書にチャレンジしたい人にはうってつけの本かもしれない。

初版との違いは? 読むのが楽しみ

まだ中身は読んでないけど、章立てを見るだけでも初版との共通点と相違点がわかる。どちらの版でも最初の章にPersonal Artというタイトルを置いているのはいかにもアトウェルらしい。彼女のリーディング・ワークショップは徹底した個別自由読書(independent reading)なのである。ペア読書もブッククラブも、リテラチャーサークルもなし。一方で、初版にあったBooktalkingという章がなくなり、Writing about ReadingやDiscussion and Close Readingという章が出ていたりと、けっこう内容は変わっているようだ。初版でユニークだなと思ったBoysという章もなくなってるのはちょっと残念。

今は期末試験の成績処理でとても読む暇はないけど、150ページくらいの薄い本なので、12月中には読み終わるのが目標。できるかな?

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