あすこま家では、この春に中1になった長女が人生で初めての試験(中間試験)を迎えるということで、評判をよく聞く「スタディサプリ」を始めてみました。彼女は今のところまだ塾などに通わず、まずは自宅で自分で勉強する習慣をつけて、必要なときは親が教えています。でもまあ、親が全科目対応をする時間は全くないので、試しに無料体験に申し込んでみたというわけ。
目次
スタディサプリ
なるほど、これは良いサービスだわ…
名前や評判だけは知っていたわけですが、これ、消費者側として見てみると、確かにとても優れたサービスですね。契約すれば小学校から大学受験までの映像授業が見られるので、先取りも後戻りもできる。中学校は教科書別に授業があるので、定期テスト対策にもなる。わかるところは早送りや倍速もできるし、わからなければ何度でも同じ箇所を見られる。しかも月額980円の安さ。自分で勉強を進められる人にとっては(←ここがポイントかも)、とても役立つサービスだと思いました。
ただ、僕が見たいくつかの中学生向け動画についていえば、正直なところ決して深く解説しているわけではないなとも思いました。ひととおりさらっと説明して「これはこういうものとして覚えましょう」的スタンスが中心なので、深い理解に達するかというと、難しい気がします。ただ、スタディサプリの動画を見て本人が疑問に思ったことは親なり周囲の大人なりがサポートしてあげれば、基礎の勉強としてはかなり役立つんじゃないでしょうか。
学校の優位性って?
しかし、この程度のさらっとした説明でも、もしかすると多くの中学校では同様のさらっとした説明で終わっているのが実態かもしれず、だとしたらスタディサプリの優位性は意外に高いかもしれません。実際、うちの娘に「スタディサプリと学校の授業を比べて、学校の授業の方がいいところ」を聞いてみたのですが、
小学校は『学び合い』があったから、教えることで理解が深まったり新しい疑問を見つけたりできたけど、中学では『学び合い』がないし、先生も教科書に書いてあることを超えて教えてくれないから…(以下略)
という返事。それ以上の詳しい彼女の感想は、本人のブログに詳しく書いてあるので、よかったら読んでみてください。
スタディサプリ を使ってみて
http://chirpspring.hatenablog.com/entry/2018/05/27/205319
ともあれ、無料体験期間が終わっても、我が家ではスタディサプリを使うことになりそう。このサービスで勉強する我が子を横目で見ながら、否が応でも、教師が目の前にいて、生徒たちが集まる学校の優位性ってなんだろう?ということを考えさせられています。