[読書] 主人公を突き放した筆致がいいな。住野よる「よるのばけもの」
「君の膵臓をたべたい」「また、同じ夢を見ていた」に続く住野よるの第三作「よるのばけもの」を読んだ。なかなか面白い作品だったし、生徒も読んでいる人が多い作家なので、感想を書いてみたい。 [ad#ad_inside] うまく…
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過去にこのブログで何度か書いているが、現時点での僕は作文教育でのルーブリックの利用に消極的だ。もともと僕が影響を受けたライティング・ワークショップの実践者には、ナンシー・アトウェルをはじめルーブリックの利用に消極的な人が…
ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップはもともとアメリカ発祥の授業法なので、国内だと普通の学校よりもインターナショナル・スクールで実施されていることも多い。今回は縁あって、あるインターナショナル・スク…
これまでこのブログでは、読んだ本のうち教育系の本を中心に載せてきたのだけど、今年度は中高生が読む本をもっと本腰入れて読み、このブログで簡単に感想を書く、という目標をたてました。去年秋からの流れで読書教育に力を入れたいし、…
ちょっとした個人的メモ。先日、久しぶりにCさんとランチをご一緒したら「学びの個別化って言うけど、なんとなく2種類あると思うんですよ」ということを言ってて、「スタディサプリ的なものと、岩瀬直樹さんがやっているようなものと」…
Facebookで流れてきた、海外の学校図書館事例についての興味深い記事を読んだ。英語だけど、写真を見るだけでも「へえ、こんな学校図書館があるんだ」と思うくらいユニーク。「こういう図書館で読書できたらいいだろうなあ」「普…
苫野一徳さんの新刊「はじめての哲学的思考」を読んだ。苫野さんがご自身の哲学的思考の「技術」を惜しみなく紹介した本だけに、哲学的に考えるためのコツがふんだんに盛り込まれている。それを読んでるだけでもふむふむと参考になるし、…
いよいよ授業がはじまってます。下記エントリで迷っていた「大福帳か振り返りジャーナルか」問題、結局、クラス数も授業回数も多い高校生は負担の重さを考えて大福帳にして、負担の少ない中学生の授業ではジャーナルを使うことにしました…
以前のエントリで触れた「大人のブッククラブ」の「モモ」読書会。実はこの日、課題本が児童書ということで、あすこま家の新小6娘も参加していた。ところが、娘の読み方は僕の読み方と全然違っていたのである。今回はそこから考えたこと…
「日本三大急流の中で最も流れが急なのはどこか?」「ウルトラマンは本当に3分以内に敵を倒しているのか?」などなど、身近な謎についてまじめに調べた楽しい本。かつて週刊文春で連載されていたコラム「ホリイのずんずん調査」から10…