書かれたものを通して、書き手のストーリーを読むこと
子供たちの学校の授業参観に行った。妻には「職業病」と呆れられるのだけど、やっぱり他の人の授業を見るのは楽しい。たとえば娘のクラスの先生が「会社活動」をやったり、算数を『学び合い』でやったりしているのを見ると、それだけで色…
子供たちの学校の授業参観に行った。妻には「職業病」と呆れられるのだけど、やっぱり他の人の授業を見るのは楽しい。たとえば娘のクラスの先生が「会社活動」をやったり、算数を『学び合い』でやったりしているのを見ると、それだけで色…
今週、中学の授業でライティング・ワークショップが始まった。今学期は2000字のショートストーリーを書くのが課題である。始まったばかりの授業の中で、改めて「表現を評価されること」って人を不安にさせるのだなあと感じた。今日は…
ただいま、分掌の仕事で「授業準備どころではない」忙しさです。本末転倒とはわかっているものの、学校ってこうなんだよなあ…と思いつつ、高校生の授業は評論の読解。先学期に新書リーディング・ワークショップで読書指導を…
最近は読書教育についての記事が続く本ブログ(下記エントリ参照)。前回は日本の高校生の読書離れを取り上げたが、今回は「アメリカの高校生も本を読まない」話題をしてみたい。 今日の話の出典は、ナンシー・アトウェルが書いた読書教…
前回の下記エントリ、おかげさまで大勢の方に読んでもらえて、僕もfacebookで関連の話題に参加させていただいた。 そこで、共通認識になるような日本の中高生の読書に関するデータが必要かなと思って、今回は自分の知っている読…
年末年始は読書教育の本を何冊か読んだので、勉強用のエントリ。国語の授業時間に読む文章と日常の読書が結びついていない印象を持つ人は少なくないと思う。学校では、教科書や国語教師が選んだ「読むべき価値のある」短い文章を、何時間…
2017年になりました。今年もよろしくお願いします。この年末年始はスキーに行ったり、実家に帰ったり、子供たちとのんびりしたりして過ごしました。というわけで、特に国語教育的に有益な情報はあまりありませんが(最後にちょっと)…
大晦日なので平々凡々にこのブログの一年を振り返ってみます。 2016年に多くの方に読んでもらった記事たち イギリスで新年を迎えた2016年、このブログの「地味な大ニュース」は、それまで使っていたlivedoorブログから…
『公教育をイチから考えよう』の読書会(下記エントリ)の流れで手に取った苫野一徳さんの『どのような教育が「よい」教育か』。この本こそ、公教育をイチから、いやゼロから考えている本だった。とても好きな本なので強力にオススメする…
先日、横浜で小学校の先生が主宰している読書会「大人のブッククラブ」に参加してきた。今回の課題本として読んだのがリヒテルズ直子さんと苫野一徳さんの共著『公教育をイチから考えよう』。読書会の感想を織り交ぜながら、感想を簡単に…