教室でどう扱う?「読者の権利10か条」
今年受け持つ高校1年生の授業で、5月はリーディング・ワークショップをする。昨日はその第一回目の授業で「読者の権利10か条」を紹介したのだけど、この10か条、学校現場ではどんなふうに付き合えばよいか、なかなか悩ましい10か…
今年受け持つ高校1年生の授業で、5月はリーディング・ワークショップをする。昨日はその第一回目の授業で「読者の権利10か条」を紹介したのだけど、この10か条、学校現場ではどんなふうに付き合えばよいか、なかなか悩ましい10か…
ゴールデンウィークの最終日、高校生直木賞の本選考会が行われました。今年は僕の勤務校も参加したので、引率に行ってきたよ。今年の受賞作は須賀しのぶ「また、桜の国で」でした! 高校生直木賞公式ウェブサイト http://kou…
どこでも似た話があると思うけど、僕の勤務校でも「説明文や評論文は苦手!」という生徒が少なくない。先日、岩波ジュニア新書を手にとって「小説は読むけどこれはちょっと…」という子がいたので、「岩波ジュニア新書でも抵…
ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップはもともとアメリカ発祥の授業法なので、国内だと普通の学校よりもインターナショナル・スクールで実施されていることも多い。今回は縁あって、あるインターナショナル・スク…
前回のエントリで自分の授業の反省をしたところで、違う「風景」をいつか見るべく、早速KAIさんが受け持つ小学2年生のクラスのライティング&リーディング・ワークショップを見学に行きました。仕事の都合で2時間だけだったのだけど…
お茶の水女子大附属中学校の渡辺光輝さんが中学1年生で読書会の授業をなさるというので、見学に伺った。ぼくは、まだ授業で読書会をやったことがない。放課後の図書館での自由参加の読書会(「ぶらり読書会」)はやってるんだけど、強制…
一昔前の国語教育の資料を見ると、「ライティング・ワークショップやリーディング・ワークショップのような考え方は、決して日本になかったわけではないんだなあ」ということを思う。最近も井上敏夫『井上敏夫 国語教育著作集2 生活読…
最近は読書教育についての記事が続く本ブログ(下記エントリ参照)。前回は日本の高校生の読書離れを取り上げたが、今回は「アメリカの高校生も本を読まない」話題をしてみたい。 今日の話の出典は、ナンシー・アトウェルが書いた読書教…
前回の下記エントリ、おかげさまで大勢の方に読んでもらえて、僕もfacebookで関連の話題に参加させていただいた。 そこで、共通認識になるような日本の中高生の読書に関するデータが必要かなと思って、今回は自分の知っている読…
年末年始は読書教育の本を何冊か読んだので、勉強用のエントリ。国語の授業時間に読む文章と日常の読書が結びついていない印象を持つ人は少なくないと思う。学校では、教科書や国語教師が選んだ「読むべき価値のある」短い文章を、何時間…