さてさて、下記エントリにも書いた通り、新生活がはじまって4ヶ月。総じて楽しくがんばれているものの、研究の時間がとれないことが課題です。
どうやって研究の時間を確保したら良いのかを考えて、一つ決めたことがあります。最初に結論を。
今後数年間(当面は博士論文を書き上げるまで、最大6年間)、すでに引き受けている継続のお仕事(教科書etc)以外は、新規のお仕事をお引き受けしません。僕との人間関係の親疎に関係なく、お断りします。
身近な人は知ってるんですけど、僕が軽井沢風越学園をやめて広島に転居した理由に、自分のやりたいこと(=仕事)だけをやり続けてきた反省から、もっと家庭に時間をつかうこと、具体的には、子供が巣立ったあとの夫婦の時間を優先することがありました。ライフワークと思っていた「作家の時間」「読書家の時間」をやめることは、僕にとっては大きな決断だったわけです。
でも一方で、やはり根が「やりたいことをやりたい」人間なもので、気づくと福山平成大学の仕事も頑張りたいし、「広島に行くならついでに博士課程も入っちゃえ!」と勢いで博士課程にも入ってしまいました…(笑)
そして、新生活がスタートして4ヶ月。実際に働いてみて、もう他のことに使う時間がないことを実感しました。
外部からいただく仕事って、自分からは考えないテーマについて考える大事な機会でもあるので、本当にありがたいし、これまで原稿依頼や研修の依頼などをくださった方には感謝しかありません。特に『イン・ザ・ミドル』の翻訳から始まって、『中高生のための文章読本・表現読本』や『君の物語が君らしく』などの本づくりの仕事は面白かった。僕は書くことが上手でないにしろ、好きなので、なおさら。
そして、あえて客観的に言ってしまえば、僕がいただく仕事の量って、時間管理が上手でバリバリ仕事を進める力量ある先生たちなら、きっとこなせてしまう程度の量なんだとも思います。めちゃくちゃ多いというわけでは全くありません。
でも僕の場合、そんなに仕事が速いわけでもなく、そもそも怠惰なので、正直難しいんですね。一つ一つは大きくない原稿や研修でも、お仕事をいただくと、きっとこれまでと同じように多くの準備時間をかけて、その都度、家庭をないがしろにします。そして、万が一にでも、小さな忙しさの積み重ねに負けて博士論文を書けないで終わったら、一生後悔すると思います。
そうなってしまうのが嫌なので、いったん「外のお仕事」から完全に手を引きます。手を引いたら、今後仮に手が空いても何も依頼をいただけなくなることも織り込み済みで、手を引きます。
生きていると色々ありますよね。「人生のフェーズが変わる」時期は誰にでもやってくるし、僕自身、今後の人生のためにも意識して変えていかなくてはならないと思っているところ。前よりも家庭を大事にしつつ、大学での教育と、研究を頑張りたい。広島での「楽しみな書き物」は博士論文ということにして、まずはそこに専念します。
そんなつもりで、今後は新しいお仕事をおひきうけしません。代わりに、博士課程の研究を頑張る形で国語教育の分野に貢献できたらと思います。あしからずご了承ください。そして、贅沢なお願いですが、温かく見守っていただけると嬉しいです。





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