[お知らせ]公開講座「詩の書き方は教えられるか」の関連動画、「学校・教室で詩の書き方を教えるということ」

お知らせです。11/1(日)午後1時から行われる第139回全国大学国語教育学会・秋期大会(オンライン)での公開講座「詩の書き方は教えられるか」(申し込み不要、参加無料)では、登壇者の方が事前に動画を公開し、それに対して質問を事前に受け付ける形式で行います。今回、その動画第一弾が公開されました。

「学校・教室で詩の書き方を教えるということ」

今回の公開講座、登壇者は3名いらっしゃいますが、先頭を切って配信されたのは、児玉忠先生「学校・教室で詩の書き方を教えるということ」です。児童詩教育の歴史を概観した上で、児童詩教育を「わたし」の実体性の強弱という別の視点で整理する提案をされています。提示された資料もYoutubeの説明ページからダウンロードできます。

 

個人的には、「異化」という概念を表現上のレトリックの問題として捉えるのではなく、「現実のわたし」が「表現のわたし」に転化する主体の変容の意味で捉えた箇所が面白かったです。確かに教室は、現実の様々な人間関係の中で生きている「現実のわたし」なのですが、詩は、言葉の力を使って「表現のわたし」に転化していくことを可能にします。そして、「表現のわたし」の中にも実体性の強弱がある…。詩には、それこそ「思ったままを書きましょう」から、「ナンセンス詩」まであるのですが、そういう詩のもつ幅の広さを、この観点で整理することができそうだと思いました。

実際の書き手は「現実の教室の人間関係」を生きている「現実のわたし」なのですが、詩は、言葉の力によってそれを「表現のわたし」に転化させ、創作の世界の中で異なる自分に変容することも可能にするのでしょうね。

事前質問も受け付け中

こういうレクチャー、普段の教室現場から離れて勉強し、それをまた教室に持ち帰る、非常に得難い機会だと思います。ぜひご覧下さい。質問も受け付けています!

事前質問受付フォーム

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