晴天の下、無事に終わったお引っ越し。

ようやく大学の学生寮に入った。生活必需品を街で買い込んだり、学生登録などのToDoリストをこなしたりと、この2日間は夏休みの旅行気分も吹き飛ぶくらい、本当に忙しい。

寮に入った日は素晴らしい快晴。何しろ大きなトランクを4つ抱えている身、とにかく天気が心配だったので一安心だ。街の中心にあるエクセター大聖堂前の広場でも、大勢の人が芝生でランチやお茶をしながら土曜日を過ごしていた。

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僕が住むのは学生寮の中でも一番奥にある家族向けのフラット。本当に緑の多いキャンパスで、大学の門を入ってからフラットに辿り着くまでの10分強の間でも、色々な景色を楽しめる。おかげで息子があちこち駆け出してしまい、進むのがたいへんだった。こっちだって、まっすぐに進みなさい…。

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まだ来たばかりだけど、エクセター大学の、少なくとも自然環境はとてもいい。まあ、この環境を維持するお金として、僕も含む「EU圏以外からの学生」が超高額な学費を払っているのだから、手放しでは喜べない。でも、来た以上はこの環境を楽しまないと損だからね。


寮の家族向けフラットも日本のあすこま家の倍以上は広く、子どもたちは人生初の一人部屋を獲得して大喜び。 日本に戻ったらまた狭い相部屋に戻るんだが、君たち大丈夫なのか…。

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親が買い物に各種手続きにと忙しくしている間に、子どもたちは彼らなりの時間の過ごし方を見つけたらしい。今日は同じ家族向けフラットに住む韓国やインドの子たちと、遊んでいるのか喧嘩しているのか、とにかく手前の子供向け芝生でなにごとか叫んだり走ったりしながら、会話もできないのに長時間過ごしていた。

ひと通り月曜からの予定をくんだ後で、一息つきながら、大学内のサークルの勧誘パンフレットを眺めるのも楽しい。たぶん入ることはないだろうな。でも、こういう新入生気分をこの齢になってまた味わうなんて贅沢なこと。大人も子どもも、新しい一年がいよいよはじまった感じがする。

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