エクセターのシンボル・大聖堂を探検する

今日は留学生活の雑談。全体的にこぢんまりした住みよい街のエクセター。観光名物は特にないけど、街の中心地にあるエクセターの大聖堂を紹介してみる。

街のシンボル、大聖堂

エクセターの街に到着した昨年9月上旬のこと、どこからか鐘が鳴り響く音が聞こえてきたのを覚えている。それも短い間ではなく、5分以上の長い時間をかけて、色々な鐘の音が入り混じって鳴り響く。この時はわからなかったけど、これが大聖堂の鐘だった。

エクセター大聖堂は、街の一番賑やかな大通りのすぐそばにある。手前には芝生の広場があって、天気の良い日には芝生に転がったり、オープンカフェでお茶を楽しんだりしている人も多い。どことなくのんびりした雰囲気のただよう街のシンボルである。

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中に入ると、思ったよりも奥行きと高さがある。もう何度か入ったことはあるのだけど、それでもゴシック建築の荘厳さには身が引き締まる思いがする。
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ステンドグラスも美しい。これまで訪問した中では有名なソールズベリー大聖堂も見事なものだけど、ここもなかなか負けてない(地元びいき)。

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地域資料が充実、ソールズベリー図書館

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堂内を無料で見学できるツアーに参加してみた

この大聖堂、中に入るのは有料だが、年に何度か無料で入れる日がある。先日はEvening Discoveryというその無料デー。単に無料で入れるだけでなく、通常は見られない、屋根裏にある鐘を鳴らす部屋まで見学できるらしいので、家族揃って参加してみた。

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いつものように中に入って…。

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今日は特別に聖堂内の螺旋階段を上って普段は入れない屋根裏ゾーンへ。こんな道を通って…。

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鐘を鳴らす部屋へ到着。なんとここでは、鐘銘術の技法を身につけた人たちが、10人がかりで鳴らしているのだった。天井からは10本の紐がぶら下がっていて、それぞれの紐が天井裏にある鐘につながっているらしい。そして、めいめいが一つずつの紐を受け持ち、天井からつりさがった紐にぶら下がるように、膝を曲げ伸ばしして、体重をかけて上から下へ。その度に天井の奥から鐘の音が響いてくる。

なるほど、これは思っていたよりも大掛かりだ。こうやってあんなに長い時間、いくつもの音色の鐘が鳴っていたのかあ。普段はお目にかかれない舞台裏が見学できて満足なツアーでした。

観光客の方はデヴォン名物のクリームティーをどうぞ

ちなみに、大聖堂前の広場にはデヴォン州名物のクリーム・ティー(スコーンと紅茶のセット)で人気のお店Tea on the Greenがある。

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いつも人気のお店だけど、美味しいしボリュームたっぷりなのでこちらもどうぞ。

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