9月の終わり、秋の始まりのエクセター

ここ数日、エクセターは素晴らしい好天に恵まれている。お昼は芝生でランチをしながら日光を浴びている人も多い。もう着るものを3枚重ねている僕には信じられない話なのだけど、現地の人々にはまだ半袖で外に出る人も少なくなく、若い学生さんには短パンやノースリーブの人さえいる。それだけ見るとまだ夏の延長のようだ。

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この季節にもあじさい、朝顔、たんぽぽなどが一度に咲いていて、この年齢まで東京圏を離れたことのない僕には、それもまた不思議な心持ちがする。

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そんな風に、イギリスとは思えない?日差しの日々が続いているのだけど、それでも、この街に到着した二週間前よりも風は冷たく、夕暮れは早い。キャンパスの中で、秋の気配は確実に増している。色づく葉も増えてきた。

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もう外がだいぶ寒くなってきたので、疲れた時にこのお気に入りの池のそばでぼーっと過ごせるのも、もう少しかも。

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夜はまだ午後7時近くまで明るい。でも、冬になると午後4時頃には辺りも暗くなるのだという。その冬を経験した次の春には、少しくらい寒くても半袖で日光をできるだけ浴びたい気持ちに、僕も自然になっているのだろうか。とはいえ一度きりの体験なので、冬は冬で、キャンパスを歩く楽しみを見つけられるといいな。

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