今年は、書くことをもっと身近に

お正月は実家で過ごしています。今年も家族で元気に楽しく過ごせますよう。
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今年は、書くことをもっと身近に、と思っている。

作文教育史上の優れた教師のやり方を見るにつけ、また、ライティング・ワークショップ関連の本を読むにつけ、「教師がモデルを示すこと」の大切さを目の当たりにする。自分が書く。書いている姿を見せる。それに生徒が影響されていく。

この「モデルを示すこと」、恥ずかしさもあれば、不安もある。でも、もっと自分で文章を書くようにしたい。うまくなくてもいい。お手本ではない。書き手としての姿を示す。アトウェルは、「生徒よりも少しだけ熟達した大人としての姿を見せることが大事」と言っている。うまければうまいなりに、下手なら下手なりに、まずは書くことを自分が楽しんで、その姿を生徒にも見せられたら。このブログも、「まずは毎日書くことを自分の生活の中に取り入れよう」と思って書いている。

ブログ記事だけじゃなくて、創作にも挑戦したい。僕が定期的に参加している勉強会(もう7年めになる)の中心メンバーの中には、自分で脚本を書く人、イラストや漫画を描く人、シナリオを書く人がいて、羨ましいなと思ってる。表現することの楽しさと不安に自分がちゃんと向き合っている人は、生徒にも実感を持ってそれを語れるだろう。

僕は高校生の頃、「この先生は今も勉強を続けている人か」「過去の遺産で食べている人か」ということにわりと敏感で、後者の先生が勉強の大切さを説いても全く聞く耳持たなかった。その時の自分の前に、これからの自分がきちんと立ち続けていられますように。

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