覚え書き:「エビデンス・ベースド」な教育政策の意義と問題点
「エビデンス・ベースド」という言葉を聞いたことのある方も多いと思う。「科学的根拠に基づいた」という意味だけど、最近、教育におけるエビデンス・ベースドの必要性をよく耳にする。有名なところだと教育経済学者の中室牧子さんがメデ…
「エビデンス・ベースド」という言葉を聞いたことのある方も多いと思う。「科学的根拠に基づいた」という意味だけど、最近、教育におけるエビデンス・ベースドの必要性をよく耳にする。有名なところだと教育経済学者の中室牧子さんがメデ…
ブログ「あすこまっ!」、無事に新URLに引っ越しました。いや、実は記事内のリンクがまだ修正されていないので、引越し作業は道半ばなんですけど…ただ、かなり大変そうな作業なので、そちらはぼちぼちとやっていきます。…
昨日、こちらで何度か書いていた統計の授業の成績が返ってきた。 英語のミスはあっても通じる説明はできる 前回(下記リンク)に引き続きこちらもDistinctionでした。やったね。 日本語での参考書選びから始めてアンケート…
子供たちの小学校がハーフターム休み(イギリスの小学校は学期の半ばに10日間くらいの休みがあるのだ)のため、2泊3日でポルトガルの第二の都市・ポルトに行ってきました。いやー、素晴らしい観光地です、ポルト。すっかり気に入って…
アトウェルが初版の中であげている「書き手が必要としている3つの必需品」はとてもシンプルだ。Time (時間)、Ownership(裁量権)、そしてResponse (読者の反応)である (p54)。 In the Mid…
前回の更新では1987年初版当時と2014年の第三版当時の授業時間割を比較したが、どちらの版でも30分確保されているのが「書く時間」だ。実際に生徒が文章を書き、アトウェルがその間を回ってカンファランスする時間である。 I…
2月といえば中国の旧正月。僕は全く知らなかったんだけど、けっこう大きなイベントなんですねこれ。先週末にはエクセター大学のキャンパスでチャイニーズ・ニューイヤーのイベントがあった。中学人学生会主催のイベントなのだけど、大学…
ライティング・ワークショップで1コマあたりどんな時間配分にしているのかは、やっぱり気になる。書く時間をどれくらいとるのか、ミニレッスンの時間は…。そういう点に、授業者が大切にしているものが垣間見えるからだ。初…
In the Middleの第二版や第三版の中で、アトウェルは、生徒同士がお互いの作文について助言し合うピア・カンファランスについてはあまり多くを書いていない。生徒たちが自分で好きな時に自由に専用エリアに行ってカンファラ…
「智場」(ちじょう)という雑誌の120号「子どもの未来と情報社会の教育」に作文教育とICTについての文章を寄稿しました。豊福晋平さん編集で、 苫野一徳さん、平川理恵さんなどが著者に名前を連ねています。アマゾンか…