これはいいよね、「高校生直木賞」

昨日5月5日付のニュースで「第2回高校生直木賞」というものを初めて知った。

 ▷ 高校生直木賞に木下昌輝さんの「宇喜多の捨て嫁」 (日刊スポーツ)

おっ!これ、以前に読んだ辻由美さんの『読書教育』で紹介されてた、フランスの「高校生ゴングール賞」の日本版じゃん!



辻さんの本を読んだ時に、これはいいなあ、二番煎じと言われようがなんだろうが、日本でもこういうのやるべき、と思った。同じように考えた人はたくさんいたみたいで、日本でも始まったんだね。

僕はこれでブッククラブの授業をやってみたいなあと思っていたので、さっそく検索してみると、オフィシャルサイトもあった。

高校生直木賞

ただ、高校生直木賞を選ぶまでのプロセスを見てみると、12月から5月までと学年をまたがっているのが気になる。これだと、学年持ち上がりで授業を持つことが確定でもしていない限り、授業の枠で扱うのがとてもやりづらいんだけど…。図書委員会活動でやる? 参加校の皆さんはどうしてるのかな。

高校生が一番親しみやすいのは本屋大賞だと思うけど、でも、直木賞というのは現実的で良い選択かと思う。芥川賞よりも参加しやすいし、文藝春秋の後援も得られるしね。今後が注目のこのコンクール、できれば何らかの形で参加もしてみたい。さっそくうちの司書さんにもお知らせしなきゃ。

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7 件のコメント

  • はじめまして。突然のメールにて失礼いたします。高校生直木賞実行委員会の伊藤と申します。
    ブログで取り上げてくださってありがとうございます。先生がもしご興味おありであれば、来年の高校生直木賞ご参加などについて、ご相談いただければと思います。

  • 伊藤さま、はじめまして。あすこまです。ご連絡ありがとうございます。主催の方から直接ご連絡いただけると、ブログやってよかったと思います。以後、「高校生直木賞」公式ウェブサイトのメールアドレスにこちらからメールさせていただきますね。よろしくお願いします。

  • 度々失礼いたします。
    他の記事も大変興味深く拝読いたしました。
    メールはHPの方にお送りいただいたのでしょうか。
    委員会のアドレスにいただいたものは、読むのもお返事するのも様々な人を介して、時間がかかりがちなので、さしつかえなければ私個人のアドレスにご連絡いただいた方が話は早いかと存じます。ご遠慮なく。HPの方はしばらくお待ちください。せっかくご連絡いただいていたとすれば申し訳ありません。

  • あすこまです。実行委員会のアドレスに送ってしまいました。伊藤さま個人のアドレスに、いま転送しましたので、よろしくお願いします。

  • おおお、日本版ゴンクール賞がついに!いいねえ。うちも参加できたらしたいなあ。やるとしたらやっぱり図書委員会か有志かな。
    インター校にはSakura Medalっていうのがあってあれも面白そう。ブックトレイラーコンテストとかもあって。

  • 実行委員会の方に一度お話をうかがいに行く予定なので、次の勉強会でシェアしますね。