親子で教わるポプラディアの使い方

今日は実質的な夏休み初日。年休をとって、某公共図書館の「調べる学習応援隊」という夏休みの小学生向けイベントに子どもたちを連れていった。下のエントリに書いたとおり、子どもの学校図書館は非常に貧弱で、残念ながら図書館の活用法を教えることについても期待できない。

 

ある公立小学校の図書館の現状

2015.06.19

でも、親としては「物事を自分で調べる技術」はとても大事だと思っているので、学校がダメならと公共図書館での講座に申し込んでみた次第。午前10時〜午後4時までの長丁場で、一日かけてテーマ決めから発表までの流れを経験しようという講座。ちょうどこの日はポプラディア編集の方が来てその使い方もレクチャーしてくれるらしい。定番百科事典であるポプラディアは我が家にもあるけど、親子ともどもきちんとした使い方を編集部の方に教わるのもいい機会になるはず、というのも参加の大きな理由。


で、やっぱり参加してよかった。基本的に子どもだけ参加のイベントなのだが、ポプラディア使い方レクチャーがある時だけは希望を言って見学させてもらった。

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講師はポプラディア編集部でポプラディアネットの担当をされているIさん。ふむふむ、「つめ」「柱」という事典の各部分の基本的名称も確認できたし、小学生相手に「事典」と「辞典」の違いをどう教えるのか、というのも参考になる。特に、引き方のコツとして、

(1)本当の正式な名前で調べる
   (例)ガンダム → 機動戦士ガンダム
(2)他の言葉で置き換えてみる
   (例)チャーシュー → 焼き豚
(3)似たものを全部あわせて何というか?を考えてその言葉で調べる
   (例)カップヌードル → カップラーメン


あたりを言うのはなるほどと思ったな。僕も勉強になった。このポプラディアの使い方レクチャー講座については、学校などへの出張もお願いできるらしい。これは小学校の先生に伝えてもいいかなと思う。

ちなみに我が家の子どもふたり。真面目ちゃんな娘(9歳)はともかく、興味の守備範囲が非常に狭く、嫌だとなると絶対にやらない息子(7歳)には時間が長すぎて危険な予感。はたして持つか心配していたけど、意外に持った様子。印象的だったのは、ポプラディアを使ってみて感想を求められた時に息子が「重いから…」と言い出した場面。(またこの子は空気読まないことを…)と内心苦笑して見ていたら、「こんなに重いから、そのぶんこんなにたくさん知ることができるのかって嬉しくなる!」と予想外に良いことを言ってて驚いた(笑)

 

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