仕事&プライベートに超便利! Apple Watch 2の購入20日後レビュー

書いてる本人が一番楽しいデジタルおもちゃ記事。僕のこの秋の「おもちゃ欲しい症候群」を治療したのは、結局kobo aura ONEでもPomeraDM200でもなく、11月初旬に購入したApple Watch (series2)でした。購入後20日間、予想以上に便利でもはや手放せないアイテム。僕のように「物忘れの激しい人」「いつでもどこでも落し物をする人」には超おすすめです。

目次

結論は「買ってよかった!」

僕が持っているのはNikeモデルの38mm。一般にはランニング目的で買う人が多いのだろうけど、僕はNikeのウェブサイトで買うのが一番購入しやすかったのが理由。普段もサードパーティー製のナイロンベルトをつけている。

Apple Watch、特別な使い方は何もしてないし、標準アプリや定番アプリしか使ってないのだけど、とにかく便利だ。

僕の文字盤のホーム画面(Watch Face)は「モジュラー」。時計以外に5つの機能を表示する実用重視の文字盤だ。僕は上から順に、「日付」「時計」、「カレンダー」「リマインダー」「アラーム」「タイマー」をセットしてある。では、実際にどんなアプリを使っているか書いていこう。

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物忘れから救う!「カレンダー」と「リマインダー」

仕事で一番助かってるのは「カレンダー」と「リマインダー」。教師の仕事はトラブルも含めて予想外の仕事がいきなり飛び込んでくることが少なくない。また、それに備えてあらかじめわかるToDoはできるだけ効率的に終わらせないといけない。

ところが物忘れのひどい僕は「いきなり生じた仕事を後々まで覚えておく」や「複数の仕事を同時に処理できるように覚えておく」ことが極めて苦手。「印刷しなきゃ」と印刷室まで出かけて行く途中で話しかけられてひとしきり話すと、もう仕事を忘れて自分の席に戻ろうとする、そんな人である。それで物忘れを防ぐべくノートとペンを常に持ち歩くのだけど、今度はそれも置き忘れて、かえって危険なありさま…。

この「物忘れ」問題が、Apple Watchの「カレンダー」と「リマインダー」の併用でかなり解消された。スケジュールの決まっている仕事はとにかく「カレンダー」に入れ、急に生じたタスクはその場でSiriに話しかけて「リマインダー」へ。これで、物忘れによるミスがかなり防げる。

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また、通勤途中で「あ、学校に着いたらあれやらなきゃ」と思いついたことも、「学校に着いたら○○とリマインド」とApple Watchに話しかけるだけでOK。

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とにかく喋って、多少の誤認識があっても許容範囲。何より手首にあるので置き忘れの心配もない。素晴らしい! 今までは「リマインダー」自体をあまり使っていなかったのだけど、Apple Watchでは超重要アプリになった。

「リマインダー」は、「○○時になったら何々とリマインド」「○○に着いたら何々とリマインド」と時間や場所と組み合わせて指定できるが、場所で指定するには、あらかじめiPhoneのアドレス帳に勤務先や自宅、最寄駅などを登録しておく必要がある。

「カレンダー」と「リマインダー」はプライベートでも同様に活躍。毎朝のルーティーンの家事はあらかじめ「カレンダー」に登録し、急に生じたことはSiriで「リマインダー」に入れれば忘れることがない。おかげで妻にも「結婚14年、あすこまさん、進歩しましたねえ」と褒めてもらえた。素晴らしい!

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授業で活躍、「タイマー」と「アラーム」

授業中での利用頻度が高いのが「タイマー」と「アラーム」。僕は授業で生徒にブックトークをしてもらったり、時間制限付きで活動してもらうことがよくある。また、自分のレクチャー部分も「何分までに終わらせて次は…」という目標がある。というわけで、授業中の時間管理はとても大事だ。

この作業、これまではiPhoneやiPadなどでやっていたのだけど、Apple Watchの方が一層手軽で便利。どちらもホーム画面(真ん中下と右下)に設定したのでタップするだけだし、Siriに話しかけても起動できる。毎回の授業で使うものだけに、大変便利だ。もはやポケットからいちいちiPhoneを出すのが煩わしい。

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手首で確認できる「通知」

一般的には、Apple Watchの一番のメリットは、メール、LINEやFacebookメッセンジャーなどのSNSの通知を逃さないことと言われている。これも確かに便利。ポケットにiPhoneを入れておくと気づかないことがしばしばあるが、手首でブルブルっと震えるので通知を逃すことがない。今の所プライベートでしか使っていないけれど、担任になって朝の欠席連絡をメールでもらうようになれば、これもさらに便利になるだろう。

そのほかのお役立ちアプリ&機能

そのほか、仕事にプライベートに活躍してくれるアプリ。もちろんどれもiPhoneでもできるのだけど、「手軽に見られる」「手首に通知されるので忘れない」ことで活躍するお役立ちアプリだ。

駅.Locky

位置情報と連動して、最寄駅に何分後に電車が出発するかを教えてくれるアプリ。自宅と勤務先学校の両方の最寄駅を登録しておけば、自宅や学校を出た時にあと何分で電車が出発するかがすぐにわかる。Dockの一番目に登録しておいて、土曜出勤で「あれ、今日の電車は何時発?」という時や、急いで帰宅しないといけない時の「うわー、次の電車間に合うかな〜」という時に、ささっと確認している。

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ごみの日

あらかじめセットしておくと、毎日の指定時刻に「毎週月曜日:燃えるごみ」などと教えてくれるアプリ。何曜日が何のごみなのかいつまでも覚えられない僕は、毎朝「今日は何曜日だっけ?」「何のごみの日だっけ?」と妻に聞いていたのだが、今では朝6:40にApple Watchが教えてくれる。

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再生中

これはiPhoneの「ミュージック」で流れている音楽のコントロールアプリ。いちいちポケットからiPhoneを取り出さなくてもボリュームの調整、再生、スキップなどができる。

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Apple Pay

防水と並んでApple Watch 2の売りの機能がApple Pay。手持ちのクレジットカードを登録することで電子決済ができるサービスだ。僕の場合はSuicaアプリでモバイルSuicaの登録をして、Suicaを使っている。利用前はそもそもSuicaでの買い物自体していなかったので「そのくらいお財布で払えばいいじゃん」と思っていたのだけど、いったん経験すると後戻りできないレベルで便利ですねこれは…。ちょっとした買い物にわざわざお財布を取り出すのが馬鹿馬鹿しくなる。また、実際に夜に財布を忘れて買い物に出たことがあって、その時も救われた。

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スポーツ向きの機能も充実

そのほか、防水機能やGPSのついたApple Watch2はスポーツウォッチとしての機能も充実している。ランニングや水泳などの習慣のある人にはこれも便利だろう。まあ、僕は「アクティビティ」で1日の運動量を見るくらいしか使ってないんですけど…。

買うならバッテリーのもつSeries2がおすすめ

現在、Apple Watchは最新のSeries 2のほかに、初代が投げ売り価格で売られており、また、初代をベースにCPUを強化したSeries1も安く売られてる。「防水いらないし…」「Apple Payいらないし…」という人には、こちらも選択肢に入ってくるだろう。

しかし、個人的には断然Series2がおすすめだ。というのも、WatchOS 3.1とSeries2の組み合わせだと、バッテリーがかなり強化されているから。実際、僕は最初に投げ売りの初代を購入してOS3.1にしたのだが、バッテリーが1日しか持たなかった。Apple Watch自体は気に入ったのですぐに初代を売って2に買い換えたという次第。2だとバッテリーが確実に2日はもつ充電回数が初代の半分で済むのは、バッテリーの持ちや面倒臭さの観点からとても大きい。そしてApple Payは予想以上に便利。

Apple Watch、今後も利用者の増加に連れて便利なアプリが増えるはず。いずれiPhoneがなくても単独で動いて欲しいなと思うくらい、僕には便利なガジェット。Apple Watch2、物忘れの激しい人におすすめです!

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