[読書]同時異学習の理念とその具体的実践を説く。首藤久義『国語を楽しく』
首藤久義『国語を楽しく プロジェクト・翻作・同時異学習のすすめ』を読んだ。同じ教室でもやっていることに「幅」を持たせる学習や、教育の個別化(Differentiation)に関心がある国語科教員は、もちろん読むべき本であ…
首藤久義『国語を楽しく プロジェクト・翻作・同時異学習のすすめ』を読んだ。同じ教室でもやっていることに「幅」を持たせる学習や、教育の個別化(Differentiation)に関心がある国語科教員は、もちろん読むべき本であ…
1月に入って、今学期の授業のことを頭の片隅に置きながら、色々な本を読んでいる。僕はこの、まだ固まりきらないアイディアを授業に向けて考えながら読書をする時間が好きで、授業について本の著者とあーだこーだと対話しながら考えてい…
2022年に読んだ本は、合計173冊。でもまあ、絵本もあるから冊数は参考外かな。だいたいここ数年は3〜4日に1冊くらいのペースなのだけど、今回は年末年始恒例企画で、そこから「年間ベスト」の本を書いていこう。紹介する本は、…
2022年も年の瀬。今年は30日と31日は家で過ごす予定で、仕事もありつつ、のんびりする予定。というわけで、今日は2022年12月の読書まとめエントリを書いた。2022年の年間読書まとめエントリは明日更新することにして、…
石川晋・ちょんせいこ『対話で学びを深める国語ファシリテーション』を読んだ。熟練の国語教師である石川晋さんの授業が、ファシリテーションを専門とするちょんせいこさんの解説で整理されている本である。紹介される実践は多岐にわたる…
とにかく名著だった。ちくまプリマー新書の鳥羽和久『君は君の人生の主役になれ』は、10代の青少年に向けて、大人からの抑圧に負けずに生きることを説く本で、僕たち大人に対して、自身が「善良な抑圧者」になっていることを気づかせる…
すみません、うっかりブログに書くのを忘れていた毎月の読書記録。遅ればせながら、2022年11月の読書記録を書き残しておきます。この月は絵本含めて20冊近く読んだんですよ。残業もかなりしたのに、われながらかなり頑張ったな&…
いま話題の県立石川図書館。その設計者である環境デザイン研究所の仙田満『遊環構造デザイン』を読んだ。著者の仙台さんは、僕の勤務先の軽井沢風越学園の設計者でもある。僕がこの本をこの時期に手に取ったのは、風越学園での人の動きを…
石井英真「授業づくりの深め方」は、まさに「授業大全」とでも呼びたくなる本だ。授業づくりに関する様々な角度からの知見が詰め込まれていて、読んでいて付箋を何箇所も貼ってしまう。この厚み(384ページ)と充実度で3000円程度…
最近、ある仕事の関係で「評価」についての本を数冊読んでいる。評価の中でも総括的評価や評定は僕の仕事のもっともいい加減な部分であり、まさにゼロから読んでたんだけど、その中で一番面白かったのがこの本、関田一彦・渡辺貴裕・仲道…