中国人に感謝しつつチャイニーズ・ニューイヤーを楽しむ

2月といえば中国の旧正月。僕は全く知らなかったんだけど、けっこう大きなイベントなんですねこれ。先週末にはエクセター大学のキャンパスでチャイニーズ・ニューイヤーのイベントがあった。中学人学生会主催のイベントなのだけど、大学のフォーラムを借り切って模擬店をやったり、広場での開会式には副学長も出席したり、夜には花火もあったりと、学生主催にしては大きなイベントで驚いた。なにしろエクセター大学全体で5000人いる留学生のうち中国人は1500人! なんと留学生のうち3分の1くらいは中国人なんである。大学にとっては大のお得意様といえよう。それだけ人数がいるのでキャンパス内では常に中国語が飛び交っているし、大学では中国人留学生向けのサービスもある。やっぱりお金あるところは強いのね…。日本のバブル期の留学もこんな感じだったのかな….。

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特に僕のいる教育系は中国人が多くて、中でもTESOL(英語教授法)コースだと彼らが圧倒的なマジョリティを占める(そのせいで学生さんによっては中国語ばかり話してしまう傾向もあるから、英語を勉強したい人には痛し痒しだろう)。僕の学科MSc Educational Researchでも全体の5分の1くらいが中国人学生で、今日は昼休みに有志学生によるチャイニーズ・ニューイヤー・ギャザリングが開かれて、僕もおにぎりを差し入れてひと時を楽しんだ。

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中国人さまさまの留学生活

授業中の印象では、中国人学生「発言はあまりしないけどノートをしっかりとる」派。やたら合理的(悪く言うと目先の損得を意識しすぎ)な人が多い気もする。でも、基本的なメンタリティは同じアジア系だけあって日本人と似てるかな? 僕も初対面の人には中国人に間違えられるのだけど、「英語の発音でジャパニーズとわかる」そうだ。ま、まあ、中国人は英語の発音いいですからね…。はは…。


大学に中国人が沢山いるおかげで、エクセターの街にもアジア系の食材店が3つもあって、それであすこま家の食事が成り立っている。街のレストランでも結局安くて美味しいのは中華料理。ちょっと大きな街なら中国人はどこでもいるし、彼らのネットワークはすごいから、中国語ができるとメリットが大きい。僕の妻は買い物したりちょっと挨拶して世間話をする程度なら中国語ができるので、それで情報を仕入れて得をしていることも多いみたいだ。中国人さまさまの留学生活なんである。 

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