二学期から一年間、教育研究の勉強してきます。

昨日のエントリで書いたように、昨日は僕の誕生日でした。

家族とすごす、ありがとうありがとうの誕生日。

2015.07.08

で、新しい齢の抱負。実は二学期から一年間仕事を休んで、イギリスのエクセター大学大学院に留学してきます。

エクセター大学は、ウェールズに近いイングランド南西部の街エクセターにある大学。名前を聞いてピンと来る人はほとんどいないと思うけど、Center for Research in Writingという作文教育研究センターがある大学です。実はこのブログで紹介したこの本やこの本を書いた人たちがエクセター大学の作文教育研究者。地元の小学校と連携してアクション・リサーチをやっていたり、作文教育ではなかなか面白そうな大学です。


 

[読書]Cremin, Teresa. & Myhill, Debra. Writing Voices

2015.04.28

Using Talk to Support Writing
Fisher
Sage Publications Ltd
2010-05-26


所属するのはエクセター大学大学院のMSc Educational Researchという教育研究法を学ぶ修士コース。 自分は「学術」という謎な修士号を持ってるんですが、ここでいっちょ現場教師として教育の修士号を取りに行きますよ、ということで。

勤務校にはサバティカルなんてないので、一年間勝手に職場をお休みして、無給で行ってきます。いい齢をした大人が、働きもせず散財してくるわけで「思い切った決断しましたね」とか言われるんだけど、実は周囲にそう言われるまであまり思い切った自覚がなかった…。

まあ一度しかない人生なんで、自分が楽しいと思えることを、できるうちにやりたいと思いました。何しろ僕の英語ときたら、作文教育への興味からここ数年英語の本を読むようになった程度なので、目一杯苦労すると思います。それもまた楽しみ。勉強に苦しむのも、教師としてはプラスになる経験だと思うし。

もちろん、せっかくの機会なので、家族みんなで一緒にイギリスに行きます。二人の子どもたちもドキドキの現地校への転校。「最悪、一年間ずっと家に引きこもっていれば、あとは日本に帰れるから!」と言ってあるけど、どうせなら楽しんでくれるといいな。 出発は8月末。どうなるか今はまだ全然予想がつかないけど、これからの一年間が楽しみです。

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