電子書籍端末Kindle Voyage発表

Amazonが電子書籍端末kindleの新型Kidle Voyageを発表しましたね。


実は電子書籍には以前から興味があって、まだアメリカのAmazonしかKindleを扱っていなかった頃に好奇心でKindle2(2009)とKindle3(2010)を買い、そしてSONY ReaderのPRS-T2モデル(2012)を買い…で、なんだなんだで合計3台持ってる。正直そんなにたくさんいらないので、まあ高額なオモチャですな(^_^;) 

電子書籍端末の良いところは、何と言っても「かさばらないところ」と「片手だけで読めるところ」。特に、数年前に病気で一週間以上入院した時には、Kindleのおかげで青空文庫の近代文学をずっと読んでて、国語教師としての不勉強をけっこう解消した。旅行に持っていくのにも最適だし、電車の中で片手をつり革につかまりながら読めるから通勤にも向いてる。これ経験してからは、本を読むのに両手を使わされるのが苦痛になるくらい、まあ便利です。



逆に、「書き込みをする」「知識を仕入れる」「読み返す」「あとで活用する」などを前提とした読書(論文を読むとか)には、はっきり向かないと思う。最近は仕事の都合でPDF論文にメモを書きながら読むことが多くなって、その用途にはKindleやReaderの6型電子書籍端末は向かない。そういうのはiPadのアプリ(Good ReaderやMetaMoji Note)でスタイラスペンを使って読むほうが多い。今のところ、この用途なら本当は紙が最強な気がするけど、僕は整理ができないので紙だと無くす人…。

まあ、総じて、電子書籍端末は「気軽に読み流してもいい本を毎日読む」目的の端末かなと思います。でも、その目的ならとってもいいですよ。モノとしての紙の本に愛着を強く感じるタイプでなければ。



ところで僕の場合、タッチパネルよりも物理的な「ページ送りボタン」がついているのが好みなのと、とにかく軽さが大事なので、最近のKindleシリーズよりもSONYのReaderが好き。約160gと非常に軽いうえに、ボタンのおかげで誤操作がほとんどないのが嬉しい。Kindleシリーズの売りであるバックライトやストアの充実ぶりや安定性は魅力だけど、それ以上にReaderの長所を優先してたんですよね。

そしたら、今回の新型端末Kindle Voyageはページ送りボタンがついて、重さも180gまで軽量化! まずい、iPad miniを買ったばかりなのに、心の奥の「新しいオモチャが欲しいスイッチ」がオンになった気がする…。我慢しないと…!
 

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